2007年2月 1日 (木)

毎日がリハビリ!

今年63歳になるFさん。私との付き合いは30年近くになります。

その当時は仕事による「腰痛症」「頸肩腕症候群」で主に鍼灸治療をしていました。

Fさんが大きな変調をきたしたのは今から20年前、Fさん43歳のときでした。

5年ぶりに尋ねてきてくれた様子で、「パーキンソン!!」と判る状態でした。手足の震戦、前のめりの歩行、ゆっくりした動作に目を疑ったものでした。

あれからFさんは、専門の神経内科にかかり、パーキンソン病の治療が始まりました。毎日、たくさんのお薬を決められた時間にきちんと飲むこと。感心していましたが、お薬が切れるとスイッチ、オフ状態になり、からだが動かなくなるのです。

鍼灸治療も週1回20年間欠かさず行っています。漢方薬も瓊玉膏を継続して飲まれています。そのおかげか進行も緩やかです。何とか歩ける状態ですので、一生懸命電車で通ってきてくれています。

しかし、徐々に背骨がゆがみ、側弯がひどくなってきています。ご自分の身体を支えることが出来ないことも出始めています。

でも、Fさんは1度も悲観的なことは口に出さず、「笑顔」を作って私に呼びかけてくれます。「こうやってすれば、ゆがみがましなんです。」「毎日御布団の中でまっすぐな姿勢をしているんです。」「鏡を見てまっすぐに立つようにしているのですよ。」

病と向き合うFさんの姿勢には本当に頭が下がります。こんなに努力しても仕事が出来ないのですから経済的にも大変です。頼りにしている「難病指定」からはずされようとしています。

「毎日がリハビリです!!」と笑顔で頑張るFさんの力に何とかなってあげたいといつも思います。

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2006年10月10日 (火)

チャングムにヒントを得て

「毎日がしんどくて、泥沼に入っているよう!」「食事も摂れないしとても辛い」「何とかしてください」とSOSを発してきたHさん。

1夜明けて今度は「スカッとして爽やかな気分!」「久しぶりに自分が<蘇った>感じ」「世の中がとっても明るい!」「食事もスッーて入るのよ~」と歓喜。

一体どうしたのかと尋ねると、あまりにもしんどかったので、今、はまっているドラマ・チャングムの場面の中で、「食事が入らなければ、病は治らない」といってたことを思い出し、手元にあった<帰脾錠>を定量飲んでみたら何となくいい感じだったので、寝る前にもう一度服用したと言います。

すると、今まで夜中も何度となく目覚めていたのが1度も起きずにぐっすり眠れ、朝が本当に爽やかな気分で、起きられたそうです。「帰脾錠って凄いね~。漢方ってピッタリあえば凄い効果があるんだね。感動しました!」と語ってくれました。

チャングムにヒントを得て試してみたHさん。私も教えてもらいました。Hさんの笑顔に、1日が楽しい気分で仕事が出来ました。本当に笑顔はすばらしい!

(*<帰脾錠>は消化吸収を促進し、気血を生成し精神を安定させる薬で、健脾、養血、補心の有名な薬です)

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2006年10月 3日 (火)

子宮内膜症の痛みから解放されて

50歳のMさん。<子宮内膜症>の激しい痛みが辛くて来店されたのが1年前。22年前から激しい月経痛があり、Drからは子宮の全摘を進められているとのこと。

月経痛は初日から3日間ほど下腹部、腰から肛門にかけての激しい痛みで、ロキソニンという鎮痛剤を服用するが、余り効かず、寝込んでしまうほどといいます。痛みの爲、また、鎮痛剤の副作用のためか嘔吐で苦しむとのことです。

<子宮内膜症>は子宮の内側にしかないはずの細胞がなぜか体の様々な場所に勝手に発生し、そこで活動してしまうのです。

症状の最大の特徴は「激しい痛み」です。世界子宮内膜症学会では、「再発性の慢性疼痛疾患」と表現しているのです。この「痛み」こそ、子宮内膜症の女性たちを悩ませQOLを低下させてしまうのです。

治療としては閉経を待つか、子宮を摘出するか、若い人なら薬物治療(ピルの使用、ステロイドホルモン剤で閉経状態をつくる)しかないのです。

Mさんは身体に負担の多い手術とか薬物療法をさけ、自然に閉経が来るのをまとうと方針を決め、漢方で何とか辛い痛みに対応できないものかとこられたのでした。

漢方薬は活血消瘕の<桂枝茯苓丸>、活血温経の<爽月宝>、活血止血止痛の<田七人参>を飲んでもらいました。

その間、国内外の旅行にも行かれ、毎回月経痛に悩まされていたのも、痛まない月が出てきて、「今月は楽でした!」とニコニコ笑顔でこられることが多くなり、こちらも確かな効き目を実感していました。

本日こられたMさんは、「痛みが殆ど感じなくなったので、パートで働くことにしました」とうれしそうでした。まだ月経は来ていますが、そろそろ更年期です。やがて、不順になり閉経になっていくことでしょう!もう少しの期間の辛抱です。

痛みから開放されたMさんの笑顔とてもイキイキしていてこちらが元気をもらいました!

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2006年9月 6日 (水)

不安を乗り越えて

Kさん(60歳)は昨年の冬から不調を訴え病院にいき始めました。

個人の医院から専門医院、大学病院へとより精密な検査をするために6箇所の病院を紹介から紹介へと受診、やっと4ヵ月後確定診断が出たのです。「癌」でした。

検査を進めていく段階で「もしや…?」と。そのとき動転しないよう覚悟は決めていたものの、いざドクターの口から告げられると「やはり動転しました」と

「肺癌ーⅣ期。骨、リンパ転移」重く響きます!しかしKさんは「大丈夫です。抗がん剤の治療を受けます!」と強い意思をしめしたのです。強い抗がん剤の副作用を軽減すため、生命力を強める漢方薬と健食のプロポリスを服用してもらいました。

3ヵ月後、ニコニコしてご来店してくれました。抗がん剤の治療中もしっかり食られ、白血球の減少、脱毛の副作用も少なく、「ドクターが元気なのでびっくりしてました!」と。「体調もいいです。お薬を下さい」と終始笑顔でお話をされ、私のほうが言葉に気使い、遠慮がちになってしまう程でした。

Kさんの体は肝臓機能の異常亢進、高血糖、甲状腺ポリープ、高血圧等まだまだ沢山の病名がついています。しかし、ご自分の病状をしっかり受け止め、辛い治療に立ち向かうKさんの前向きの姿勢、そして不安を乗り越える笑顔……。私は沢山の勇気をいただきました!

きっと克服できると思ってます。頑張ってくださいネ

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